2007年11月19日 (月)

家庭用ゲーム機の新たなビジネスモデル

 本館の方は時々更新していたのですが、こちらはすっかりご無沙汰になってしまいました。
元々マメな方ではないですからねぇ。

 さて、大上段に振りかざしたタイトルですが、そんなに新しいものではないんですね。
ゲームのダウンロード販売のことです。

本館でも書きましたが、任天堂はWiiの「バーチャルコンソール」でファミコン/スーパーファミコン/ニンテンドー64/メガドライブ/PCエンジン/ネオジオのゲームタイトルを提供しています。
対するソニーは、「ゲームアーカイブス」でプレイステーションのゲームタイトルをPS3、PSP向けに販売しています。※1

※1 一部のタイトルはPS3のみ対象。

マイクロソフトもXbox360向けに「Xbox LIVEアーケード」で過去のゲームタイトルを提供していますが、こちらは家庭用ゲーム機だけではありませんね。
アーケード機やオリジナルらしきタイトルもラインナップされているだけでなく、ネット対戦可能にするなど、独自性が現れていると思います。

 各社のダウンロードサービスに共通しているのは、1タイトルあたり \500-前後からと割りと安価な、つい買ってしまう価格帯に抑えていることと※2、おそらくはエミュレーション技術により、移植する工数を抑えて当時のままのゲームを再現していることでしょうか。※3

※2 一部には \1,000-するコーエーのゲームもありますが。
※3 昔はおおらかな時代でしたからねぇ。現代に合わせて多少アレンジもされているようです。

ユーザーにとっては昔懐かしいゲームを最新ハードで楽しめますし、メーカーは移植や流通の手間をかけずに過去の資産を有効活用できます。
流通に関しても、パッケージを扱う店舗は最新の売れ筋タイトルに資源を集中できますし、ネット配信する側は並べておけば売れた分だけ手数料収入が入ると※4、三方が丸く収まる非常に良いシステムだと思います。

※4 メーカーはきっと「登録料」とか払うんでしょうね。
デジタルコンテンツは在庫スペースを取らない分ロングテール効果が出やすいので、流通(配信)サイドは儲けやすかったりします。

過去にも同様の試みはありましたが、いろいろと厳しかったのでしょう。
あまり成功例はありません。※5
しかし任天堂の「バーチャルコンソール」では、全世界での総ダウンロード数が780万に達したと発表されていますので、大成功を収めたと言ってもいいでしょう。※6

※5 「プロジェクトEGG」や「ゲーム本舗」、「i-revo」等はある程度成功した例だと思います。
文化の違うPCが前提となることや、版権確保など難しいのでしょうねぇ。
※6 2007年10月10日に「先週の時点で」と発表されていました。売上金額も公表してくれ。

 各社がこぞって同様のサービスを提供する理由は、

  1. 以前のハードウェアを再現できるほどにソフトウェア・エミュレーション技術が向上したこと
  2. 家庭用ゲーム機の性能がエミュレーションに耐えるほどに向上したこと
  3. ブロードバンド環境が整備され、ダウンロード販売の敷居が下がったこと
  4. インターネットでの小額決済手段が確立されたこと
  5. 昔のゲームを楽しみたい世代がある程度の市場を形成していること
  6. 過去の資産がそれこそ沢山あること

といったあたりじゃないでしょうか。
実はこれは「過去の資産」だけに言えることではないと考えています。

 ネットでのオリジナルタイトル配信は任天堂はすでに表明していますし、ソニーやマイクロソフトも体験版をネットで配信していますのでとっくに計画はしていると思います。
それをもう一歩推し進めて、各社共通の仮想ゲーム機は作れんかな? と思うのですね。
ベースはスーファミやプレステでもいいんですけど。
開発キットを無償公開すれば昔のX68000見たいにクリエーターの育成土壌になりますし、電子書籍や教育ソフトを大々的に広める良いプラットフォームになると思うんですけどね。
特に電子書籍については、携帯に持ってかれるのはつまらんでしょう。

 もし実現したら、私もITエンジニアのはしくれとして尽力させていただきたいと思います。
あ、そういう仕事を企んでいましたらご一報ください。
お茶を淹れるだけでなく、ネットワーク設計やプロジェクト管理のお役に立つと思いますので。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年10月10日 (水)

グチ: 「代打オレ」はつらいのですよ

 先日、ヤクルトの古田選手兼監督が引退しました。(正式には辞任ですかね?)
最後のゲームを勝利で飾れなかったのは残念でしたが、盛り上がった良いゲームだったと思います。
古田氏は引退はしましたが、まだ42歳ですし、どうせ周りが放っておかないでしょうから、そう遠くない日にプロ野球に戻ってくることでしょう。

 さて、古田氏は選手兼監督・いわゆるプレイングマネージャーでした。
ビジネスの現場でも良くそのような人事が行われますが、かく言う私もそういう立場です。
管理職として組織をリードする一方、自己の成績も出さなければならないのですが、問題なのは両方とも一人前(あるいはそれ以上)の成果を求められることです。
体は1つ、1日は24時間しかないのにねぇ。

 そうは言っても誰かに変わらせるのもなかなかできないので、結局オーバーワークになります。
給与体系が違うので当たり前ですが、管理職なので当然残業代は出ません。
手当ても微々たるものです。
会議や報告書の作成が多い上に組織の取りまとめもしなければならないため、フラストレーションが溜まります。

 それでも、まぁなんというか、結局のところ「面白い」のですよね。
チームの目標を実現するためにメンバーが一丸となって達成できたときの充実感や、メンバーが成長していく過程を見守ったりとか。
その上、自分は一担当者として仕事を切り盛りしますからね。
ある意味二度オイシイです。

あー、でも時間が欲しい。
あと給料も。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月30日 (日)

クレジットカードについて考えてみる(1)

 何だか最近股関節のあたりがじんじんとして、痛くはなのですが、座っていると気になります。

 日頃クレジットカードを使うことが多く、おそらく支出の3割程はクレジット会社経由です。
どうせなら少しでも得な使い方をしたいと思い、手持ちのカードを比較してみました。

カード種別 会費 ポイント還元
My Sony Card 無料
ある程度の期間使わないと、強制的に退会させられるらしい。
1000円=1ポイント(ボーナスポイントあり)
1000ポイント=3000円相当に交換
Sony Point、VISA商品券やEdyに交換できます。
TSUTAYA Wカード 無料 200円=1ポイント
(TSUTAYAレンタル利用で 100円=2ポイント
加盟店の買い物時にキャッシュバック。
1ポイント=1円相当?
KDDI THE CARD JCB KDDI関連の支払いに充てると無料 100円=1マネー
1マネー=1円でキャッシュバックまたは1マネー=1auポイント/KDDIポイントに移行
キャッシュバックはKDDI関連の料金支払いに充当できます。
(10/6訂正) キャッシュバックは本カードの支払いすべてに充当できます。

 入会金が必要なカードはそもそも持たないので無料で済むものばかりですが、3種類だけでもこうして並べて見ると、各社それぞれ違いがあることがわかります。

一見ポイント還元ではMy Sony Cardが不利なようですが、実はこの中では利用限度額が一番高くいざというときには頼りになるので、メインに使うのはこのカードです。

結局のところは、使い方によってお得度が変わるということになるのですけど、
でもなぁ、ポイントの還元率で言うと0.3%ですからねぇ。
どうしても見劣りがします。
KDDIカードの方がいいかな。

| | コメント (0) | トラックバック (4)

2007年9月25日 (火)

読書録: 反社会学講座

 ニフティのトラブルのせいでしょうか、作成した記事がなくなってしまいました。

反社会学講座
ちくま文庫 ま33-1
著者/訳者名 パオロ・マッツァリーノ/著
出版社名 筑摩書房 (ISBN:978-4-480-42356-6)
発行年月 2007年07月
サイズ 381P 15cm
価格 798円(税込)
←クリックするとセブンアンドワイの商品詳細ページへ移動します。

 気を取り直して再投稿です。

 吉田戦車の表紙イラストを見て、まず普通の本でないことがわかります。
あ、ちなみに、「反社会的な学問の講座」ではなく「"反"社会学講座」ですので念のため。

内容はワイドショーやニュースネタ(かなりニッチなもの含む)を社会学的に分析するというものなのですが、著者の視点が面白く結構笑えます。
思考が以前本館で紹介した「ヤバい経済学 悪ガキ教授が世の裏側を探検する」に似ていると思うのは私だけでしょうか?
少年凶悪犯罪を取り扱った「キレやすいのは誰だ」なんかサイコーですね。

 こういう本を読むと、自分はマスコミに毒されているなぁ、と実感します。
といっても、この本に書かれていることを鵜呑みにしているわけではないですけど。
自分なりの考えを持つことが重要だということです。

手軽に読めるわりにはいい内容でかつ面白かったので、今度は同じ著者の「つっこみ力」でも読んでみようかと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年9月16日 (日)

日経: 素顔の首都圏(5) SC編

 日経新聞「素顔の首都圏・街イメージ調査から」の第5回です。
いつもの街の印象だけではなく、今年はショッピングセンターについても調査しています。
SC編上・下として、8/14・15の日経新聞朝刊に掲載されました。

第1回はこちら
第2回はこちら
第3回はこちら
第4回はこちら
昨年の「街イメージ調査」記事はこちら

 さて、今年調査されたショッピングセンターの印象ですが、イオンモールとかの専業だけなく、いわゆる商業施設が対象となっています。

今最も行ってみたいSC: ①東京ミッドタウン、②新丸の内ビルディング、③表参道ヒルズ

4位以下は、ららぽーと横浜/六本木ヒルズ/ららぽーと豊洲/ダイアモンドシティ・ミュー/羽田空港第2旅客ターミナルビル/東京ドームシティ・ラクーア/汐留シティセンター/丸の内オアゾと続きます。
私が行った事があるのは、六本木、丸の内周辺、汐留だけですねぇ。
東京ミッドタウンって、そんなに行ってみたいんですかね?
地上はともかく、地下がパッとしないので、私としてはイマイチです。
丸の内オアゾもちょっとなぁ・・。

グルメを楽しむなら、どのSC: ①新丸の内ビルディング、②東京ミッドタウン、③六本木ヒルズ

以下、表参道ヒルズ/汐留シティセンター/丸の内オアゾ/ららぽーと横浜/羽田空港第2旅客ターミナルビル/横浜ベイクォーター/ラゾーナ川崎プラザと続きます。
丸の内はどうかわかりませんが、ミッドタウンは予約必須です。

デートで楽しめるSC: ①東京ミッドタウン、②表参道ヒルズ、③六本木ヒルズ

以下、東京ドームシティ・ラクーア/新丸の内ビルディング/羽田空港第2旅客ターミナルビル/汐留シティセンター/横浜ベイクォーター/ららぽーと豊洲/ららぽーと横浜と続きます。
羽田は人気ですねぇ。今度行ってみようかな。

流行に敏感だと感じるSC: ①表参道ヒルズ、②東京ミッドタウン、③六本木ヒルズ

以下、新丸の内ビルディング/汐留シティセンター/丸の内オアゾ/銀座ベルビア館/ららぽーと横浜/コクーン新都心/丸の内マイプラザと続きます。
かなりアバウトな質問で、回答は「オシャレだと思う」のような気がします。
銀座ベルビア館とコクーン新都心はどこだ?
プランタンのあたりで工事してたとこと、さいたま新都心のスーパーアリーナの反対側のことですか。
知らなんだ。

おじいちゃん、おばあちゃんと楽しめるSC: ①東京ドームシティ・ラクーア、②アリオ亀有、③新丸の内ビルディング

以下、東京ミッドタウン/ららぽーと横浜/羽田空港第2旅客ターミナルビル/ダイアモンドシティ・ミュー/ららぽーと豊洲/六本木ヒルズ/コレド日本橋 と続きます。

子供と楽しめるSC: ①東京ドームシティ・ラクーア、②ららぽーと豊洲、③ららぽーと横浜

以下、羽田空港第2旅客ターミナルビル/ダイアモンドシティ・ミュー/豊洲SCスーパービバホーム豊洲店/東京ミッドタウン/汐留シティセンター/ラゾーナ川崎プラザ/アリオ亀有と続きます。

ラクーア強し! やはり温泉ですか。
アリオ亀有(ヨーカドーでしたっけ?)も人気です。

SC編はあまり変わり映えがせず、全体的にイマイチですねぇ。
都道府県別だと色々傾向が出て面白いんじゃないでしょうか。

 以上、5回に渡って紹介した「日経 街イメージ調査」ですが、こうしてまとめてみると今どんな街が人気があるのかわかって結構面白いものです。
新聞記事のように断片的な紹介だけでなく、きちんと本(またはデータ)として売ってくれませんかね。
そしたら私はきっと買いますよ。>日本経済新聞社さん!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日経: 素顔の首都圏(4)

 日経新聞「素顔の首都圏・街イメージ調査から」の第4回です。
7/27の日経新聞朝刊に掲載されました。

第1回はこちら
第2回はこちら
第3回はこちら
昨年の「街イメージ調査」記事はこちら

 さて、今回はいよいよ「住みたい街」についてです。

家族で住むなら、どの街: ①吉祥寺、②横浜、③田園調布

一人暮らしするなら、どの街: ①吉祥寺、②横浜、③下北沢・・・、⑦新宿

昨年と違って、今年は「家族」と「一人暮らし」とに別れましたが、吉祥寺、横浜は強いですねぇ。
面白いのは、「家族」の1位と2位はほぼ同数(300人ちょっと)ですが、「一人暮らし」では1位=600人弱・2位=300人弱と大差がついていることです。
総数がいくつかわかりませんが、みんなそんなに吉祥寺で一人暮らししたいですか。
ちなみに、「一人暮らし」に似た質問として、昨年は「女性が生活しやすい街」というのがありました。
結果は①自由が丘、②吉祥寺、③青山と、「一人暮らし」の結果と似ています。

昨年は「東京近郊で住んでみたい街」という質問に対し、①鎌倉、②横浜、③箱根という結果で、しかも6位の浦安を除いてベスト10はすべて神奈川県でした。
変われば変わるものですねぇ。
今年は「家族」で④国立、⑤二子玉川、⑧成城学園、⑨自由が丘、⑩三鷹、
「一人暮らし」で④自由が丘、⑤中野、⑥麻布・広尾、⑧三軒茶屋、⑨青山、⑩恵比寿と東京都圧勝です。
これも都心回帰ってことでしょうか。

新宿が「一人暮らし」で7位!!
絶対に住みたくないとか、危険を感じるとか言われていたことに比べると、大きな前進です。

子供を育てるなら、どの街: ①国立、②吉祥寺、③横浜

昨年は①国立、②成城学園、③吉祥寺でした。
成城学園は今年5位なので、あまり変動はないです。

納税しても良いと思う街: ①横浜、②吉祥寺、③千葉・・・、⑩新宿

横浜は約600人と、ダントツの1位です。
ふるさと納税ってやつかと思いきや、「財政難と聞いている。」という意見が。
10位の新宿はなんでだ?

試しに昨年と比較してみましたが、意識の変化が見られてなかなか面白いですね。
ホントは結果をすべて持っている日本経済新聞社さんに比較していただきたいんですけど。
また、今年は「住みたくない」とか「危険を感じる」といった否定的な質問がなくなってしまい、多少面白みに欠けています。
来年はそういう質問を復活させて欲しいものです。

次回はショッピングセンター編です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日経: 素顔の首都圏(3)

 日経新聞「素顔の首都圏・街イメージ調査から」の第3回です。
7/26の日経新聞朝刊に掲載されました。

第1回はこちら
第2回はこちら
昨年の「街イメージ調査」記事はこちら

 今回は街並みについてです。

街並みが美しい街: ①田園調布、②表参道、③国立

昨年は「景観が美しい街」という質問で、①奥多摩、②お台場、③田園調布という結果でした。
今年は奥多摩は圏外、お台場は9位です。
国立は景観をかなり気にしている街という印象はありますが、実際はどうなんですかね?
めったに行かないのでよくわかりません。
地域で街並みのルールを決めているという点では、麹町(千代田区番町)近辺も該当します。

散策してみたい街: ①鎌倉、②浅草、③奥多摩

昨年とかなり違いますね。
①本郷・湯島・根津 →⑦根津、⑧本郷・湯島
②吉祥寺 → ④
③銀座・有楽町 → ベスト10圏外
あまり時流に流されない回答を期待していたのですが、そうでもないようです。

次回はいよいよ「住みたい街」です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日経: 素顔の首都圏(2)

 この記事についてはちゃっちゃと書いてしまうつもりでしたが、なかなか時間が取れず間が空いてしまいました。

 さて、「素顔の首都圏・街イメージ調査から」の第2回です。
7/25の日経新聞朝刊に掲載されました。
第1回はこちら
昨年の「街イメージ調査」記事はこちら

外国人を案内するなら、どの街: ①浅草、②鎌倉、③秋葉原・・・、⑪新宿

やはり浅草、秋葉原は強いです。
ちなみに4番に六本木が入っていますが、昼と夜どちらを勧めているのか、最近はよくわかりませんねぇ。
聞いた話ですが、最近は香港や台湾の若者がストリート系のファッションを求めて裏原とかで買い物しているとか。
テレビやネットで情報収集してくるんだそうです。
そういや田舎にいた頃は雑誌で原宿とか調べたなぁ。
新宿は11位ですが、実際中国系の人は多くて、最近は特に家族連れが多いように思います。

地方の親類、友人を案内するなら、どの街: ①六本木、②お台場、③銀座・有楽町・・・、⑦新宿

昨年は浅草、お台場、銀座・有楽町の順でしたので、六本木は急上昇です。
ヒルズやミッドタウンの影響でしょうねぇ。
私はどちらかと言うと夜の六本木の方がお勧めなんですが。
新宿は7位ですが、どこに連れて行きましょうかねぇ。
男なら夜の歌舞伎町・一般的には都庁展望台や高層ビルのレストラン、高島屋のあたりですかね。
東京女子医大や慶應病院といった、病院ツアーもいいかもしれません。

今エコロジー・スローライフが楽しめる街: ①奥多摩、②鎌倉、③秩父

なんだか曖昧な質問ですが、回答は「自然が多い」という意見が多いようです。
意外なところでは、13位に国立が入っています。
「エコ、スローライフを目指す主婦が多そう。(三十代、男性会社員)」ってなんだよ、それ。

次回は「街並みが美しい街」です。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

読書録: 地球温暖化は本当か? 宇宙から眺めたちょっと先の地球予測

 この間テレビに「ミスター円」こと榊原英資氏が出ていたのですが、氏を見るとどうしても井崎修五郎氏を思い出してしまいます。

地球温暖化は本当か? 宇宙から眺めたちょっと先の地球予測
知りたい!サイエンス 006
著者/訳者名 矢沢潔/著
出版社名 技術評論社 (ISBN:978-4-7741-3001-9)
発行年月 2007年01月
サイズ 231P 19cm
価格 1,659円(税込)

 地球温暖化防止のための二酸化炭素排出削減が叫ばれていますが、それらの説はどうもなんかしっくりこないので読んでみました。
でも、技評がこういう本も出しているとはなぁ。ちょっとびっくりです。

この本の論調は、温暖化説に反対すると言うよりも科学的にどこまで妥当かより広い視点で考えよう、というものです。
書いていることは幅広くかつ詳細で、自身の説を声高に主張したり、既存の説を一方的に非難したりすることもありません。
(一部研究者については別ですが・・。)
科学ジャーナリズムの視点から客観的に書かれているので、この問題に関心のある方は一度読んでみるとよいと思います。
私としては、テーマが広すぎて多少物足りないかな、という気がしました。
特に宇宙から見た地球の気候変動については、もっと突っ込んでほしいですね。

 私自身は漠然と世間の論調を鵜呑みにしていましたが、昔は「地球は寒冷化する」という説が結構幅を利かせていたことを思い出してからちょっと見方が変わってきました。
そもそも気候なんてのは数十~数百年単位でも変動するものだし、もし地球が温暖化しているとしてもプラスになることもあるはずです。
日本でも、平均気温が上がると米の収穫量が増えるという予測があるぐらいですので、寒冷地が穀倉地帯になるかもしれないので、世界的に見たらそんなに悪いことではないのかもしれません。

 だからと言って、二酸化炭素排出削減などせずバンバン石油を使いましょうと言う訳ではなく、将来に渡って持続可能な社会をどう形成していったらよいか、総合的に考えるべきだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年8月22日 (水)

日経: 素顔の首都圏(1)

 ちょっと間が空いてしまいましたが、今年も「日経 街イメージ調査」の季節となりました。
この調査は、日経新聞社が一都三県の住民約6千人を対象に、首都圏の街のイメージについてアンケートしたものです。
去年の記事はこちらです。

もともとこの記事を取り上げようと思った理由は、2005年の調査で私が住んでいる新宿が「住みたくない街」・「子供を育てたくない街」で1位でして、なんかいいイメージはないのかね?と思ったことです。
まぁ、そう言われるのもしょうがないことではあるんですが・・。
周りでも「クサイ」、「キタナイ」、「人が住めるのか?」とか、散々言われますし・・。

 今年はちょっと趣が違っていて、「素顔の首都圏」と題していくつかのテーマでレポートしています。
そのせいか、いつもの「住みたくない街」の結果は見あたりませんねぇ。
ちょっと残念です。

 最初のテーマは「10年後お勧めの街」なのですが、載っていた新聞を捨ててしまいました。
どうも7/13~14の日経新聞他に載っていたようです。
記事の一部はこちらからも参照できます。首都圏「10年後お勧めの街」、豊洲がトップ・日経調査
豊洲は確かにいいかも知れませんね。最近行っていないのですが、だいぶ住みやすくなったと聞いています。

 2番目のテーマは「第二の住み家」で、7/24~7/26の日経新聞に掲載されました。

セカンドハウスを持つなら、どの街: ①箱根、②鎌倉、③葉山・・・⑰新宿

上位と下位では「セカンドハウス」の意味がまるで違いますねぇ。
ちなみに、お台場=9位、六本木=13位、麻布・広尾=14位、桜木町・みなとみらい=16位、横浜=18位、青山=20位です。
なんで桜木町と横浜が別なんだ? まぁ、横浜と言っても広いのですけど。

老後を過ごしたい街: ①鎌倉、②吉祥寺、③箱根

吉祥寺で老後ですか。どうでしょうねぇ。いや、別に他意がある訳じゃないですけど。
ちなみに、館山も結構人気で、セカンドハウスで5位、老後で7位です。

団塊の世代が活発な街: ①新橋、②多摩センター、③巣鴨・・⑦新宿

新橋はいいとして、多摩センター?
巣鴨はもうちょっと上の世代でしょう。
新宿が7位? どこだ、四谷か?

とまぁ、否定的な設問がない(なさそう?)にもかかわらず、比較的面白い結果だと思います。
まだ続きはあるんですが、まぁ追々という事で。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

«参院選は自民党惨敗